板橋区都市農政推進協議会総会

板橋区都市農政推進協議会総会。
総会後は「都市農業をめぐる情勢報告」と題した講演会。

農業を支える要素は
・農業者がいる
・農地がある
・地域の理解がある
・相続を乗り切る
ことだそうですが、相続税捻出のため、農地を手放さなくてはならなくなるパターンが多く、これが農地減少の大きな原因の一つとのこと。

一方、先月15日、鈴木憲和農相が、都市農地の相続税納税猶予を巡り、農地と一体で活用している農業用施設やその土地も納税猶予の対象にすることを検討する意向を示したそうで、期待が高まっています。

現在、区内には15.65haの農地がありますが、平成24年度と比較すると約9ha減少。
農地を生産緑地に指定すると、相続税納税猶予制度の適用対象となったり、固定資産税が優遇されたりする制度もあります。

板橋区は、埼玉県方面から東京都の入り口となる区でもあり、そこに農地があるということは景観上も価値があります。

また、板橋区には、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願して神に奉納する行事で、国指定重要無形民俗文化財の「田遊び」があります。特に、徳丸北野神社田遊びは、1031年前から一度も欠かすことなく毎年行われてきた行事です。

このほか、
・紅梅小学校の校庭には田んぼがあり、児童が田植えをする
・水車公園では、近隣3つの小学校児童が田植えをする
・徳丸の茶畑では、近隣5つの小学校児童が茶摘をする
といった文化があり、食育の観点からも、板橋区の農業は衰退させてはならないと思います。