「食育の観点から、給食の試食や栄養士などからの意見聴取を通じて現状を把握し、これを政策提言に繋げ、学校給食をより適したものにする。」ことを目的とした区立小学校の給食調査3校目。
今回は紅梅小学校で、6年生児童と給食をいただきました(374円支払済)。
本年4月に着任された校長先生から「給食は特別活動で、授業を行う時間にカウントされないので、注目してくれるのは学校としてもありがたい。」とのお言葉。
区立小学校の標準メニューでは、今月から毎日ではないものの、一品増やせる環境になったそうで、本日の「甘酢和え」がそれにあたります。
これは我々の活動がきっかけの一つにあるそうです。
給食委員の児童たちによると、
・給食の量や味の濃さはちょうどいい
・三角食べを知らない児童が多い
・給食のおかげで、食の楽しみが生まれ、好き嫌いがなくなった
などの言葉がありました。
給食委員としては、クラスの同級生が給食を残さないように積極的に声かけしたり、率先して食べたりしているそうです。
栄養士の方の工夫により、
・本日の魚にかけてある「長ねぎソース」は、紅梅小の伝統と評され、ごはんにかけて食べる児童もいる
・ドレッシングは手作りで、これをかけることでサラダが苦手で家庭で食べない児童が、給食でサラダを食べられるようになった
とのこと。
また、栄養士の方によると
・児童にさやむきをしてもらったグリーンピースを給食で提供
・学校の授業と関係あるメニューを提供
などすることで、児童が興味をもって給食を食べるようにする工夫もしているそうです。
このような各種工夫が功を奏してか、紅梅小学校の平均残菜率は
・令和7年度:7.2%
・令和8年度(4月と5月):5.9%
と比較的低い状況。
児童から給食のレシピを聞かれたらおしえてあげているそうで、家庭で給食を再現するご家庭もあるそうです。
調理員の方の暑さ対策は課題であり、クーラーを全開にしても、換気扇から冷気が出ていってしまうという状況。
紅梅小学校では、コロナ禍から児童が黒板の方に向いて個別で食事していましたが、来週からグループで向き合って食事する形式に変わるそうです。
この形式に変更した校長先生の目的として
・給食をとおして社会性を身につけさせる
・食に関する自己管理能力を高め、将来、給食を思い出してバランスの良いメニューを考えられるようにする
ためだそう。
一方、向き合って食事した場合、話に夢中になり、給食を残す量が増えるのではないかとの懸念も。
向き合って食事した場合とそうでない場合の残菜率の変化を今後伺うことにします。
学校からのご要望としては
・マナー給食用のナイフがない学校があるため、ナイフの予算化
・先割れスプーンの予算化
などがありました。
し
かし、給食の鶏ガラや豚骨スープは、本当に鶏ガラや豚骨を使用してじっくり作っているとのお話にも驚きました。
ご対応してくださった皆様、ありがとうございました😊